キース > 『あまり怒らないのに妻のことで激怒するキースさんステキです。』
キース : いやぁ…… お恥ずかしい所を見せてしまいまして、申し訳ないです……
ジェイ : 別に『ステキ』言われてんだからいいじゃねぇか
エミリア : そうよ

(ジェイを差し置いてコメントパート2を貰いやがって、という目でキースを睨むエミリア)

キース : い、いえ…… 私には勿体無いお言葉ですから……

(軽く怯えながら引きつった笑みを浮かべるキース)

ジェイ : 謙虚だなー、あんたは。でも、褒められたら素直に受けて礼を言うのが筋ってもんじゃね?
キース : それは…… そうですね
バーニィ : うわ、ジェイがまともなこと言ってら

ばぎっ!
(そこらに落ちていた棒で勢いをつけバーニィを思い切り殴るエミリア)

ジェイ : はっはっはっ、お前はどういうことを言うと殴られるかいい加減学べよ

(頭を押さえて痛がるバーニィに、ジェイは満面の笑みで語りかける)

バーニィ : ……つーか、この程度の軽口で、ちょっと間違えば火サスな展開になる暴挙に出るそいつをどうにかしろっ!
ジェイ : 何だよ、火サスって?

(しばらく怪訝そうにするジェイ。しかしすぐに気を取り直し――)

ジェイ : 話を戻すけどな、俺はいつもまともなこと言ってるだろ?
大多数の人 : いや、それはない(キッパリ)

すちゃっ……
(先ほどバーニィを打ち据えた棒を握り締め、素振りを始めるエミリア)

ジェイ : ケイティは俺がぶっ飛ばすから、他の奴らをたっぷりぶっ飛ばして来い、エミリア
エミリア : まかせて! しつけはきちんとしとくから

(二人は満面の笑みで言葉を交わし、やがて他の者を巻き込んで大乱闘に発展)

アリシア : ……
キース : ……

(その騒ぎに参加していない数少ない二人は長い沈黙)

キース : こ、コメントありがとうございました。これからも応援よろしくお願いしますね
アリシア : ちなみに火サスというのは火曜サスペンス劇場の略称です。ちょっと前まで火曜の21時からやっていましたよ
キース : へぇ、何のことかわからないが…… 相変わらずよく勉強しているみたいだね。私も鼻が高いよ
アリシア : いえ、そんな……

(引きつった笑みで無理やりほのぼのにもっていこうとする二人)
(しかしその会話のBGMは爆発音やら叫び声やら殺伐としたもの)
(どう考えてもほのぼのムードになるわけもなく、いやなBGMを流したまま幕が降りていく)
キース > 『キースさんはもう仲間決定なんでしょうか?だとしたら嬉しいです!』
キース : はい。アリシアも心配ですし、私も同行させてもらうことになっています。それにしても新参の私にこんな温かい言葉をかけていただけるなんて…… このサイトのお客様は素敵な方々なんですね、アマンダ様
アマンダ : そ〜ね〜

(ジト目でキースを見詰めるアマンダ)

キース : ど、どうかなさいましたか? あっ、お茶が飲みたいんですね! 待ってて下さい、今用意しますから

(ゆっくりと頭を振るアマンダ)

キース : え、違いましたか…… では、肩をお揉み致しましょう。さあ、そこに座って――
アマンダ : ちっが〜う!! あんたねぇ、新参者のくせに何コメントなんてもらってんのよ! 生意気よ、な・ま・い・き〜〜〜!

(興奮してキースの襟首をひっつかみ上下に揺らすアマンダ)

キース : え、え〜〜〜!!
エミリア : そう言えばそうよね。ジェイを差し置いてコメント貰うなんてあるまじきことだわ
ケイティ : ばか兄貴はどうでもいいけど、確かにずるいです!
メル : わたしもコメント欲し〜!

(目つきの鋭いエミリアと、比較的ふざけた調子のケイティ、メル)

キース : ちょ、ちょっと待って下さい。そんなの私に言われても……
エミリア : メラミ

(反論してみるも、エミリアに呪文を使われ沈黙せざるを得なくなるキース)

ケイティ : えいっ
メル : あはは、わたしも〜。せいっ

(続けてケイティ、メルにでこぴんを食らわされ、地味に痛がるキース)

アマンダ : 生意気なあんたは本編での出番を30%ほどカットさせてもらうわ!
キース : そんな〜〜〜!!

(哀れキース君はアマンダの横暴で実際に出番を減らされたとか減らされなかったとか……)

レイル : くっ! あの野郎、女の子に囲まれやがって…… うらやまし〜〜〜!!
バーニィ : ……お前、頭大丈夫か?

(ハンカチを噛んで悔しがるレイルを心から心配そうに見詰めるバーニィ)
(再度いびられるキースをズームしてから終幕)