ドルーガ > モルのことはどう思ってるんでしょう?

ドルーガ : モルのことはモルだと思ってるぞ
キース : ……えーと、まあ、それはそうですね。モルはモルですね
アリシア : お父様…… そこで納得しないで下さい……
メル : そうだよ〜。もしかしたらモルちんは誰かが変装してるだけで、なんちゃってモルちんかもしれないよ
キース : なるほど。そういうことも――
アリシア : いえ…… そういうことでもなくて…… はぁ

(頭を押さえて嘆息するアリシア)

メル : あはは〜、冗談ですってアリシアさん。いくらわたしでもそこまで馬鹿じゃないってば〜
キース : 私も少し悪ふざけが過ぎたかな
アリシア : ……いいですけど。というか――
ドルーガ : 何をごちゃごちゃ言ってるんだ? とにかく、モルはモルだろ?
アリシア : 一番の問題はドル君ですか……
キース : えーと、ドルーガ? 今回の質問は――モルのことが好きかどうかという……
ドルーガ : 好きだぞ
メル : ま〜、好きかどうかって言われたら好きだよね〜
アリシア : えー、ドル君? この場合の好きは異性としてというか……
ドルーガ : 異星として??
アリシア : いえ、異星ではなくて異性です
ドルーガ : ?? どちらにしてもよくわからないぞ
アリシア : ……そうですか
キース : 説明が面倒――というか、説明しづらいね。もう終わろうか
メル : そだね〜
ドルーガ : おお! 俺様も異存はない! よっしゃ、幕下ろせ! 幕!
アリシア : そうですね。では、スタッフさん。お願いします
他三名 : スタッフって?

(疑問たっぷりに言った三名と、手を振りながらにこやかに言ったアリシア)
(ゆっくりと幕が下りてきて、終了)