ジェイ > 普段テキトーそうでもマジなときはマジなのがいいです!
ケイティ : そうよね。私も普段の適当ぶりは大嫌いだけど、本気のお兄ちゃんは大好きよ
ジェイ : 何だと馬鹿おん……は?
(いつも通りの反応を返そうとしたジェイは、いつも通りじゃないケイティに気づき固まる)
ケイティ : どうしたの、お兄ちゃん?
ジェイ : は、はぁ!? 何だお前ぇ! きも! 気持ち悪ぃ!
ケイティ : ――なっ!
(ジェイの暴言に青筋を立てて腕を振り上げかけたケイティ)
(しかし直ぐに手を下ろし、笑顔になり)
ケイティ : 何言ってるの? 変なお兄ちゃん
(ジェイはぐらっとよろめき、壁に手をつく)
ジェイ : だ、駄目だ…… 幻聴が聞こえる…… もう寝よう……
(そのように呟くと、エミリアがどこかから現れ彼を支えて連れて行く)
(そんな二人が見えなくなると……)
アマンダ : どしたの、ケイティ。頭でも打ったわけ?
ケイティ : ふっ! 違うわよ。最近気づいたの
アマンダ : あんまり興味ないけど、一応訊いときましょうか。何に?
ケイティ : ああいう風にした方が、効果的な攻撃になることに!
(アマンダは眠たそうにあくびをしながら、ああなるほどと呟く)
(そして何かに気づき、ケイティに指を突きつけ)
アマンダ : ま、攻撃には成功したっぽいけど、気をつけなさいよ
ケイティ : は? 何で?
アマンダ : 月のない夜に、白髪の魔女に襲われる危険が生まれたからよ
ケイティ : ……うわっ、ホントだ! やば! どうしよう!
アマンダ : ご愁傷様
ケイティ : うぅ…… あ、でも待って。エミリアもさっきのが嘘っぱちだってのは気づいてるだろうし、別に私をいびったりはしないんじゃ……
アマンダ : 残念ながら、問題なのはあんたがジェイをどう思っているかじゃないしねぇ。つか、もう来たし
ケイティ : へ?
エミリア : ちょっと話が
(端的でどすの利いた声に怯えるケイティと、とばっちりを受けないように早々に退散するアマンダ)
ケイティ : ああぁああぁぁああぁあーーーーーーーーっっ!!
(バイオレンスで映せない状況がやってくる前に強制終了。電源ぽちっとな)
(ざーーーーーーーーー(砂嵐))