キース > ドラゴラム強くって超かっこいいッス!
キース : ははは、有り難う御座います。珍しく褒められると戸惑ってしまうね
ケイティ : また、なんともコメントしづらい可哀想な台詞ですね
アリシア : しづらいと言いながら、ばっちりコメントしてますよ、ケイティさん。しかも結構酷いこと言ってます
ケイティ : あ、すいません! つい本音が
キース : ま、まあ、そういう扱いの方が慣れているかな……
(キースが苦笑しつつそのように言うと、意気揚々と某三名が登場)
アマンダ : ほほぉ……
ジェイ : そういうことなら遠慮なく――
エミリア : 言わせて貰いましょうか
キース : (びくっと反応して)はい! な、何でしょう?
アマンダ : こーんな好意的なコメント貰っちゃってるけどさぁ。結局メチャクチャあっさりやられたわよねぇ、あんた
キース : う
ジェイ : そうだよなぁ。あのアッサリっぷりは何千年も残したいと渇望させる程のものだったよなぁ
キース : お、お褒めに預かり、光栄……です
エミリア : 大きくなって暴れるだけなんて、竜の血の力に依存しきった考えなしの馬鹿丸出しな行動っていうか
キース : ご、ごもっともで……
アマンダ : まあ、まとめると――
(そこで三名は同時に息を吸い込んで――)
三名 : キースは誰もが認める『咬ませ犬』っ!!!
(そう大声で言い放ってから、大笑いしつつ去っていく)
(キースはがくっと膝をついて、座り込む)
キース : ……咬ませ犬
アリシア : お、お父様? その、そんなに気にしなくても
ケイティ : そ、そうですよ! 馬鹿兄貴とその他の奴らの言うことなんて真に受けてても疲れるだけですからっ!
キース : …………………………咬ませ犬
(激しく落ち込むキースと、慌てふためき懸命にフォローしようとするアリシア、ケイティ)
(そんな彼らを残して、幕)