リシティアート > 姫様かわいい♪

ティア : 公衆の面前でそんな……/// 照れますわ、バーニィ様
バーニィ : って、ちょっと待てえぇえ! これは! 俺が言ったわけじゃねぇから!!
ティア : あ、そうでしたわね。そういうことになっているんでしたわね。申し訳ありません
バーニィ : 分かりゃあいい――ん? 『そういうことになってる』?
ティア : わざわざこのように匿名でコメントとして仰らなくても、直接口にして頂ければ――
バーニィ : それも違ぇからっ! 普通にサイトの客の誰かの一コメントだからっ!
ティア : ……

(そこで、口元に手を添え、瞳を閉じ、考え込むリシティアート)
(しばらくすると目蓋を押し上げ、口を開いた)

ティア : なるほど、分かりましたわ!
バーニィ : そうか…… 分かってくれたか……

(ほっと胸を撫で下ろすバーニィ)
(しかし――)

ティア : つまり、わたくしを喜ばせようと、サイトのお客様の振りをしてバーニィ様がコメントをお送りになられたと、そういうわけですわね!
バーニィ : だあぁら違えぇえ! つか、さっきの考え方から一切変化ねぇし! さっき考え込んだのはまるっきり無駄か!
ティア : うふふ、バーニィ様。そのように大きな声を出して照れ隠しをなさらなくてもよろしいんですのよ?
バーニィ : 違う言うとるやろがあぁあ!!
ティア : まあ、バーニィ様の照れ屋さん♪
バーニィ : だあぁあーかあぁあーらあぁあーっっ!!

(懸命に叫ぶバーニィとひたすら笑顔なリシティアート)
(そこでカメラ移動)

ケイティ : 大変ですね、バーニィ
アラン : そうだな…… まあそれはともかく、結局あの王女様はバーニィがコメントを入れたと思い込んでるわけだし、本当にコメントを入れてくださった方に対しては、俺らでお礼を言っとくとするか
ケイティ : そうですね。けど私、自分にコメント貰った時にお礼言った覚えないのに、人のでお礼言うなんて変な感じ……
アラン : まあ、その時のお礼もここで済ませちゃえばいいじゃないか。では――
二名 : コメント、どうも有り難う御座いました!!


(二人揃って深く頭を下げたケイティ、アラン)
(そんな彼らからゆっくりとフェードアウト。了)