アリシア > ぶっちゃけアランさんのことどう思ってます?
アリシア : に゛ゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!
(アリシアは赤い顔で眉を吊り上げて叫びつつ、カメラに向けて周りにある物を投げる)
(今回特別にカメラを回していたバーニィは、律儀にアリシアを映し続けながら逃げ回る)
バーニィ : いてっ! おい! 止めろ! つか、キャラ壊れ過ぎだろ! おい、誰か! アリシアを止めてくれ!
ジェイ : いやぁ。せっかく面白いことになってるのに、わざわざ止める馬鹿もいねぇだろ
アマンダ : 確かに面白いわね。あそこまで壊れたアリシアは、あたしも初めて見たわ
エミリア : 4回も連続で兄さん関連のコメントだったのがよっぽど堪えたようね
(三名は逃げるバーニィと、何かよく分からないことを叫んでいるアリシアを目で追いつつ言った)
アリシア : ☆Ψぁ×Ξ○ぉΩ△ξ▽Γぃ□κぇ†ШぅЮっっ!!
(と、そこで常人には全く理解できない叫びを上げたアリシア)
キース : ……アリシア(涙)
メル : え〜と、あれは竜族の言葉とか〜?
レイル : いや、さすがにそれはねぇだろ。アホか
どがっ! ばぎいぃい!
(メルの気功による一撃を腹に受けたレイルが壁にぶち当たって動かなくなる)
(そしてメルは、何事もなかったかのように満面の笑みで言葉を続ける)
メル : ていうかさ〜。そろそろアリシアさん止めない〜? というわけで、ケイティ行っけ〜
ケイティ : わ、私? えぇとぉ…… この前でさえ話がほとんど通じなかったんだし、今回はもっと通じなそうだなぁ……
メル : あ〜、確かに。とすると〜…… 思い切ってアランさんを投入〜?
アマンダ : ん〜。それはどうよ。さすがにアレに大元の原因である鈍男をぶつけるのは――
エミリア : 兄さーん
アラン : ん、どうした?
(アマンダの発言には取り合わずにエミリアが鈍男を呼ぶ)
(そして、アランが突然湧いて出た)
ジェイ : やあやあ、アランさん。ちょいとアリシアさんに声をかけてあげてくれませんか?
アラン : ? おお、いいぞ
(ジェイの言葉を受けて、アランは素直にアリシアの元へ向かう)
アマンダ : ……大丈夫かしら? このままの勢いで刃傷沙汰になったり……
ジェイ : おもろいから、それはそれでよし!
メル : いや〜。そこまでいくとおもしろいっていうか、完璧引くけどね〜
ケイティ : 確かに……
ジェイ : そうか?
(メルの言葉にそれぞれの反応を示した双子を映す一方で――)
アラン : おーい、アリシア
アリシア : はい。なんですか? アランさん
(急遽叫ぶのを止めて、いつも通りの丁寧な物腰で応えるアリシア)
アマンダ : あ、戻った
メル : 愛の力?
ケイティ : 何となくムカッ。
ジェイ : ちっ。つまらん
エミリア : はっ! ジェイが退屈している! 兄さんめぇ……! 殺られろとは言わないまでも、せめて刺されたり殴られたりすればいいものをぉ……!
バーニィ : はぁ、はぁ。お、お前ら、好き勝手言ってんなぁ……
ばぎぃ!
(漸くアリシアの物投げ攻撃から解放されたバーニィがカメラを抱えて近寄ると、エミリアが彼を思い切り殴る)
(それによりカメラが横転し壊れ――)
(強制終了)