ドルーガ > DQ1の方でもなごみますね……やっぱりかわいい♪

アリシア : ドル君もあちらでは大分大きくなってるんですけれど……
キース : まあ、可愛いといえば可愛いのかもね。見た目はともかくとして、言動や行動が
アリシア : それはそうでしょうが、本人は不本意でしょうね……
キース : そうだねぇ

(顔を見合わせて苦笑する青髪親子)
(そこで、小さな何かがぴゅーっと飛び来る)

アリア : 呼ばれて飛びでてじゃじゃじゃじゃ〜ん!
リリス : こら、きちんとしなさい、アリア。キース様、アリシア様、こんにちは
キース : やぁ、アリア、リリス。こっち(DQ3)の私達はまだ君達と知り合いではないけど……まあ、そこは気にせずにいこうか
アリシア : そうですね、ややこしいですし。こんにちは、アリアさん、リリスさん
アリア : どうもです、アリシアさま、キースさま
キース : それで? 何をしに来たのだい?
リリス : えーその、アリアが、ここにでも出ないと出番がないわけだし、折角自分たちと関わりのあるドルーガ様へのコメントなんだから乱入しに行こうと、そう言いまして
アリア : もちろん、ドルーガさまを称えることが大前提だけど!
アリシア : はぁ、そうですか。まあ、特別問題があるわけでもないですし、構わないでしょう。ところで、ヴァイスさんは来ていないのですか? 前回は彼もいましたよね?
キース : そういえばそうだね。でもまあ、彼は出番云々なんていう理由で出てきたりはしなさそうだけど……
アリア : 大正解です、キースさま! ヴァイスは、出番なぞどうでもいいわい、とか言って山へ芝刈りにでかけました
リリス : 実際はただの稽古です。というか私も、わざわざ出番のためにこちらへ伺うのはどうかと思ったのですが、アリアを独りで行かせるのは不安でしたので…… まあ、お守りみたいなものでしょうか
キース : 大変だね、リリス
リリス : いえ、割と長い付き合いですし、慣れました
アリア : じゃあじゃあ、リリスはわたしのお母さんだね
リリス : ……せめてお姉さんと言って欲しいものね

パンパンッ!
(と、アリシアが手を二度叩く)

アリシア : 話をドル君のことに戻しましょう。これでも一応コメント返しなんですから
キース : ああ、それもそうだね。いつもコメント返しっぽくないとはいえ、こうも全く関係のない話を展開させていてはまずいね
アリシア : そういうことです。さて、アリアさん、リリスさん。折角ですし、貴女達の時代でのドル君の可愛いエピソードを何かひとつ紹介していただけませんか?
リリス : 可愛いエピソード……ですか? うーん……
アリア : あ、わたしありまーす
アリシア : ではアリアさん
アリア : ドルーガさまってあまりご本とかよまれないんですけど、この前珍しくなにか読んでるなーと思ってこっそりのぞいてみたんですね
キース : ふむふむ
アリア : そしたらですねー。なんと見ていたのは泣かせる系の絵本! しかもドルーガさまってば大号泣してて、ちょーかわいかったですー
モル : アリア
アリア : っ!

(突然現れ声をかけたモルに、アリアは息をのんで驚く)

アリア : あ、あれぇ。モルさま、どうかなさいましたー?
モル : そういうおいしい思いを自分だけするとは、本当にうらやましい限りですね

(満面の笑みでアリアに近寄るモル)

アリア : も、モルさま? なんか怖いですー
モル : あら、そんなことはないでしょう? それよりも、あっちの部屋で少し私とお話しましょうか?

(笑みを携えてアリアへ向けて手を伸ばしたモル)
(しかしアリアは、その手をかいくぐり飛び去る)

アリア : いやですー! なんだか怖いからいやですー!
モル : うふふ、遊んであげる。おいで――ではなく、待ちなさい。チビ女
アリア : いやー!! 本気で怖いですー!!

(叫びながら逃げるアリアと笑いながら追うモル)
(二名が画面から退場)

他三名 : …………………………
リリス : えーと…… 申し訳ありません。結局脱線してしまいまして
キース : いやまあ、リリスのせいではないよ
アリシア : そうですよ。えと、最後にドル君に一言貰って締めましょうか
リリス : そ、そうですね。では私、呼んで来ます

(素早く飛んでいくリリス)
(そしてしばらくすると、ドルーガと共に戻ってくる)

リリス : ではドルーガ様、お願い致します
ドルーガ : おう
キース : 失礼のないようにね
アリシア : しっかりと頼みますよ、ドル君
ドルーガ : 任せとけって! さて――

(一度大きく息を吸って深呼吸するドルーガ)
(そしてカメラ目線で――)

ドルーガ : 風呂入れよー! 歯ぁ磨けよー! また来週ーっ!!
他三名 : …………………………?

(呆気に取られる三名と、満足そうな一名を残してブラックアウト)
(了)