MWS 〜 Original World
ファンタジー作品
WORLDS
〜人物紹介〜

ヴェイル
騎士団の一員で一年目の見習い。20歳。178cm 68kg
特徴は有り余る体力と腕力、そして無さ過ぎる知力。
とはいえ興味があることに対しては人並みの記憶力は持つ。
ただ、だからと言って馬鹿じゃないかといえばそんなこともなく、
それは2年間も騎士団の入団試験に落ちていたことからも窺える。
3年目の試験も筆記はギリギリだったが、試験官が同情して
少しおまけしてあげたという
ヴェイル自身知らない裏事情があったりもする。

カシス
治安維持や行政を担う統制院の見習い。20歳。170cm 54kg
難しい統制院の試験を一発で合格した秀才。
ただ統制院の慣習から、三年目まで見習い扱いなので
ヴェイル同様雑用をこなす毎日を過す。
書類を運んだりはするがデスクワークが基本なので
やや体力不足。
ヴェイルとはアパートの隣人という間柄で知り合って3年。

シャロン
騎士団の見習い一年目。18歳。166cm 50kg
ヴェイルとは違い一発で入団試験に合格(注:それが普通)
父親が封魔大戦時の騎士団員で、家は槍術指南所。
彼女もまた、そこで幼少時から槍術を学ぶ。
ゆえに槍の技術は目を見張るものがあるが、
体力が心許ないという欠点がある。
目つきが少々鋭いが、人当たりがいいので気にはならない。

アース
騎士団の団長。28歳。170cm 62kg
団長に就任したのはつい1年前のこと。
20年前から団長を務めていた男が亡くなったために、
実力を考慮されて就任。
彼が団長になってからは清掃作業など
あらゆる仕事を請けてしまうために、
最近は騎士団というより何でも屋のようになっている。
ということからもわかるようにややお人好し。
外見的特徴としては童顔。
しょっちゅう若く見られるのが悩み。

ミーティア
神の癒し手「ソレイユ教団」教主。38歳。154cm 47kg
赤い髪と赤い瞳。穏やかな性格で笑みを絶やさないが、
瞳に悲しげな光の宿ることが多い。
20年前に教団を立ち上げ、ほっそりと続けてきた。
しかし、つい3年前に起こった大火事の時に
彼女が癒しの力で怪我人の多くを救ったことから信者が急増。
戦前よりあった宗教を圧倒しているのが現状だ。
ただ、教団本部は極小さな建物で、孤児と彼女のみが住む。
信者は朝の礼拝に訪れて、ボランティア活動に参加するだけで、
どちらかといえば宗教団体っぽくはない。
教団の本尊は一般に公開されていないが、
噂ではまばゆいばかりの光を放つ球体だという。

リーン
魔法学園所属1年目。16歳。160cm 49kg
魔法の素質は火水風雷闇の5要素全てを持つ。
ただし、その中で実践向きなほど素質があるのは
闇くらいのものでほかはさっぱり。
闇の術が夜にならないと充分な威力を持たないことから
大体は夜の見張りや見回りをやらされる羽目になっている。
そのせいで昼夜逆転は当たり前になっており、
そのことでストレスを溜めている苦労人。
地方の孤児院出身でただ今一人暮らし。

コリン
魔法学園所属1年目。16歳。158cm 49kg
魔法の素質は火のみだが、その火の資質が他から抜きん出ている。
それゆえ1年目ながら戦闘力だけを見ればトップクラス。
同時期に魔法学園に入っただけあってリーンとは仲良しで、
さらに部屋も隣同士である。
リーンは一人暮らしだが、こちらは兄と同居。

シャロン
魔法学園所属3年目。18歳。166cm 50kg
魔法の素質は闇以外の4つを持つ。
リーンとは違いその全てに高い素質を持ち、魔法の種類も多い。
しかしながら、闇の素質を持っていないことに対して
コンプレックスを感じており、
微妙にリーンに対してきつかったりする。
新たな魔法を開発するなどの研究を好むが、
よっぽど大変な状態の時は現場にも出る。
基本姿勢は「王都民がどうなろうがしったことじゃない」。
他人に対してきつ過ぎる感がある。
それでも知人に対しては偶に少し優しい反応をする。

ランド
魔法学園所属3年目。21歳。182cm 77kg
コリンのように魔法は1つが特化しているタイプで、
水の素質が異様にある。
それゆえ水の力を昇華させて氷を操ることまでできる。
シャロンとは同期で、そのためか彼女が起こす問題の
尻拭いをさせられることもしばしば。
迷惑をかけられながらも結局世話をやくあたりややお人好し。
目つきが悪く態度も悪いが、
話してみるとそれほど悪い人ではないことがわかる。